タワシみたいな素材の玄関マットが一番有能だと思っているなひのひです。
今回の記事ではデイサービスの運営から少し外れて、国家資格でもある社会福祉士の試験合格するために私が取り組んだ方法や社会福祉士資格を取得するメリットについてお伝えしていきます。
社会福祉士資格はデイサービスなどの高齢者分野だけでなく障害・児童・医療機関など幅広い分野でその力を発揮することのできる資格です。
世間一般的にあまり知られていないし、持っていてもしょうがないんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。
しかし、社会福祉士の力を発揮できる分野で働く方にとってはとてもメリットがあります。
また、社会福祉士試験は多くの科目にわたって出題がなされますので、自分にあった勉強法で効率よく勉強していく必要がありますよね。
では早速、社会福祉士資格を取得するメリットや、私が社会福祉士の試験合格のために取った方法をお伝えしていきます。
ぜひご覧ください。
社会福祉士資格を取得する5つのメリット
これから社会福祉士を目指す方にとって、社会福祉士を持っているとどんな良いことがあるの?と気になっている方もいると思います。
実際に社会福祉士試験は多分野にわたり出題されるので勉強が大変ですし、養成施設に入るとなるとそれなりの費用も掛かってきます。
ですのでコストや時間をかけて、社会福祉士をわざわざ取得する必要があるの?と疑問に思うかもしれません。
しかし、社会福祉士は社会福祉士として力を発揮できる分野で働く人にとってはとてもメリットのある資格です。
今回は、私が実際に社会福祉士資格を取得して感じているメリットを中心にお伝えしていきます。
1.自分に自信を持つことができる
社会福祉士を取得して私が一番メリットに感じたことは、自分に自信を持つことができるようになったことです。
社会福祉士の受験勉強に取り組んでみると分かると思いますが、社会福祉士の試験は19の分野に渡るため、まず何から手を付けたらいいか分からないと思います。
またすべての分野で最低1点以上は取らなければいけないため、1つの分野だけ集中して勉強しても合格はできません。
合格点も150門中60%程度とされており、経験だけで合格できる試験ではありません。
令和3年度の第34回社会福祉士試験では合格点が105点だったこともあり、70%の得点を取る必要がありました。
つまり社会福祉士に合格できたということは、多分野に渡って確かな知識を身に着けることができたということです。
ですので、社会福祉士の資格を持っているだけで優越感に浸れるだけでなく、確かな自信も身に着けられるメリットがあります。
また私の場合は、デイサービスで高齢者分野で相談援助をしてきました。
社会福祉士試験合格のために過去問で勉強をすると、私が関わる高齢者に係る分野では間違いなく点数が取れることが分かっただけでも自信を持つことができました。
2.活躍の場が増える
社会福祉士の資格を取得することで、活躍の場が増えるというメリットがあります。
求人を見てみると、多くの事業所で社会福祉士資格を持っている人材を求めていることがわかります。
つまり、多くの介護施設や事業所で相談援助に関して確かな知識とスキルを持った人材を求めているということです。
また、社会福祉士資格は社会的な信頼も大きいので利用者の集客につながるメリットがあるとも言えるでしょう。
他にも、社会福祉士の資格を取得することで独立型社会福祉士として独立起業をするチャンスを得られることもメリットの一つです。
個性を生かしながら社会の役に立ちたいと思う方には魅力的なメリットかもしれません。
社会福祉士資格を持っているだけで活躍の場を広げることができます。
3.給料が上がる
就業規則等で資格手当に関して定めのある法人や介護施設であれば、社会福祉士試験に合格することで資格手当を貰えるというメリットがあります。
法人の規模や地域によってもばらつきがあると思いますが、社会福祉士の資格手当は5,000円~10,000円/月で設定している事業所が多いのではないでしょうか。
年間で60,000円~120,000円の賃金アップは苦労して社会福祉士を取るのには十分見合ったメリットだと思います。
資格取得のために一時的な出費はあるものの、社会福祉士を取得できれば毎月毎月資格手当が入ってくるので収入アップにつながります。
4.社会的な信頼度があがり、さらにスキルアップにつながる
社会福祉士の資格は世間一般的にはまだまだ認知されていない資格でもあります。
しかし一方で、社会福祉士は介護業界ではいわゆる上位資格に該当する資格となります。
介護業界では社会福祉士の資格を持っているだけで一気に信頼度があがるだけでなく、今までは経験することの無かった様々なケースを依頼されるというメリットも出てきます。
新しいケースにチャレンジしていくと、自身のスキルアップにもつながります。
また、依頼される新しいケースにチャレンジをして信頼を得ていくとさらに新しい依頼を受けるという好循環が生まれます。
そうなると、今までよりも多くの人と関わる機会が生まれ、コミュニケーション力や対応力の向上にもつながるメリットもありますよね。
せっかく社会福祉士試験に合格したのであれば、積極的に新しいことにチャレンジすることをおススメします。
5.知識や経験を活かして長く活躍できる
社会福祉士試験に合格して活躍すると、介護現場で身体を使う仕事よりもクライアントと向き合って頭を使うような仕事の割合が圧倒的に増えてきます。
つまり体力を使うことよりも、今まで積み重ねてきた経験や知識を使うことが増えてくるのです。
年齢とともに体力に自信が無くなってきても、今までの経験を活かして社会に役立つ仕事を長い間続けることができるメリットになります。
今までの経験や積み重ねてきた知識の中から、クライアントにとっていかに有益な情報を提供できるかが勝負になってきます。
経験を無駄にすることなく働くことができるやりがいのある仕事ができるようになります。
ここまでは社会福祉士を取得した時のメリットをお伝えしてきました。
次は実際に私が社会福祉士試験の合格のためにやってきたことについてお伝えしていきます。
社会福祉士試験合格に近づく方法
これから社会福祉試験に臨まれる方は、試験に合格するための勉強法について悩まれている方もいるかもしれません。
人によって合格のための勉強方法は様々あると思います。
ここからは、私が社会福祉士試験合格のために取り組んだ5つの方法についてお伝えします。
前提条件として、私はデイサービスの生活相談員や管理者として相談援助業務に数年間従事してから社会福祉士試験に挑戦して合格しています。
現場経験をある程度踏んでから社会福祉士試験に臨んでいますので、現場経験が無い状態から試験に臨む状況とは少し違うと思いますのでご了承ください。
また、今回の記事では私が社会福祉士試験に合格するために取り組んだ方法を紹介しています。
確実に合格できる方法をお伝えしているわけではありませんのでご了承の上記事をご覧ください。
短期集中で勉強する
社会福祉士試験に臨むにあたって私が最初に決めたことは、勉強は短期集中で臨むということです。
社会福祉士の試験日が2月の上旬ですが、私が勉強を始めたのは1月4日からでした。
約1か月前から社会福祉士試験の勉強を始めたということですね。
私自身社会福祉士試験の勉強法をインターネットで調べましたが、ほとんどの方が長期的に勉強をしていました。
しかしながら私は昔からテスト勉強は長期的にやって結果を出した試しがありませんでした。
つまり、3か月前から勉強を始めても「まだテストまで時間があるし、まだいいかぁ」と長期的に集中して勉強することができなかったタイプです。
いわゆる、毎日コツコツタイプではないということです!
ですので、1か月前から社会福祉士試験の勉強を始めようと最初に決めてから勉強を始めました。
1か月しかありませんので、自分の空いている時間はほぼすべて社会福祉士試験の勉強時間にあてます。(夜更かしはしません)
結果的に、毎日毎日切羽詰まった状態でとにかく集中して勉強ができたので社会福祉士試験に合格することができました。
過去問ドットコムで過去問をひたすら繰り返す
では1か月間で社会福祉士試験に合格するために、具体的にどんなことに取り組んだのかについてお伝えします。
私がやったことは、過去問ドットコムで過去問をひたすら繰り返すということです。
ただ過去問に取り組むだけではありません。
過去問ドットコムでというところがポイントです。
私の場合社会福祉士試験まで1ヶ月しかないわけなので、本を持ち歩いたり、ページを開く手間がもったいないからです。
蛍光ペンでマーカーをするなんてもってのほかです。
スマホやタブレット一台あればどこでもできる過去問ドットコムで社会福祉士試験の過去問をとにかくひたすら繰り返しました。
過去問ドットコムでは、社会福祉士試験の過去5年以上前の過去問まで遡って挑戦することができます。
他にも過去問ドットコムには良いところがいっぱいあります。
過去問ドットコムの長所
- 会員登録まで無料なので費用をかけずに勉強できる
- 分野ごとに過去問に挑戦できる
- 点数の記録が残る
- 半端なところで辞めても、次回途中から始められる
- 空き時間に手軽に取り組める
短期間で効率的に社会福祉士試験の勉強をしたい方にはおススメの過去問ドットコムです!
自分の得意分野、不得意分野を把握する
社会福祉試験は19の試験科目に分かれています。
合格するためにはそのすべての科目において1点以上は取らないといけません。(就労支援サービスと更生保護制度は2科目で1点以上)
つまり、不得意分野だからあきらめるという選択をすると、不得意科目で0点を取ってしまい不合格になるというリスクを抱えてしまいます。
ですので不得意分野でも点数を取って合格できる勉強をしなければいけません。
先ほどお伝えした過去問ドットコムで過去問を繰り返し解いていくと、自身の得意分野と不得意分野が把握できてくると思います。
私の場合
得意科目:相談援助の基盤と専門職と相談援助の理論と方法
不得意科目:権利擁護や低所得者
得意分野では問題数に対して8割以上の点数を確実に取れる自信がありましたので、過去問を解いていくうえでも問題を飛ばすようにしました。
逆に不得意分野では、点数を取るための勉強をしなければいけませんので繰り返し何度も何度も過去問を解いていきます。
過去問ドットコムでは分野ごとに過去問に取り組むことができるので、不得意分野にひたすら取り組む時間を作るようにしました。
あきらめるところはあきらめる
先ほどの内容と矛盾を感じるかもしれませんが、あきらめるところはあきらめることも社会福祉試験の合格においては重要です。
何度かお伝えしている通り、社会福祉士試験は多岐分野にわたり出題されますのですべてを覚えて試験に臨むということは不可能に近いと思います。
あきらめるところはあきらめるということも選択肢の一つになります。
ただし先ほどお伝えしたように、不得意分野だからといって1科目をマルっとあきらめてしまうと0点になるリスクを抱えています。
あきらめる問題のポイント
あきらめる問題はいくつかの分野にまたがって出題されるものを選ぶ
ちなみに私の場合は、外国人の名前を覚えることが昔から極端に苦手なので外国人名に関しては一切覚えるのをやめました。
人名は一つの分野に集中して出題されるわけではなく、いくつかの分野にわたって出題されますので1つの分野で0点を取るリスクも回避できます。
過去問を繰り返していると人名も大体どの科目で出題されるかが掴めると思います。
ですので人名が多く出題される科目では他の問題で確実に点数を取れるように勉強して合格に近づきましょう!
勉強できない時間にはYoutubeを見る、聞く
移動中や家事の最中など様々な状況によっては、過去問ドットコムで勉強できない時間も出てくると思います。
そんな時におススメなのがyoutubeです。
例えば、私は夜更かしをしないで勉強をしましたので寝入るまでの時間も使うことにしていました。
とはいえ、寝る前にスマホの画面を注視してしまうと寝付けなくなりますので、イヤホンでyoutubeの社会福祉試験合格に関連するチャンネルを聞くということをしました。
寝る前にyoutubeで聞くものは、今日まで勉強したおさらいのような動画がいいと思います。
新しい情報ではないので、あまり集中して聞くこともなく寝付くのに邪魔にもなりません。
私の場合は社会福祉試験当日の会場まで移動時間がありましたので、当日はyoutubeで山掛け動画みたいなものを見ながら移動しました。
その問題がでたら1点を確実に取って合格に近づきますので、余裕があれば試して見てください。
さて、今回は社会福祉士資格を取るメリットや社会福祉士試験合格法についてお伝えしてきました。
最後に今回お伝えした内容をまとめますので、是非ご覧ください。
まとめ
今回は社会福祉士取得のメリットと、社会福祉士試験合格法をお伝えしました。
それぞれお伝えした内容を簡単にまとめました。
社会福祉士を取得するメリット
ポイント
- 確かな知識やスキルが身に着くことで自分に自信が持てる
- 活躍の幅が広がり、新しいことに挑戦するチャンスを得ることができる
- 給料やスキルアップにつながる
社会福祉士試験の合格法
- 短期間集中で過去問ドットコムで過去問をひたすら繰り返す
- 不得意科目に重点的に取り組む
- あきらめるところはあきらめる
- Youtubeも効率よく活用する
これから社会福祉士試験に臨まれる方々のご健闘をお祈りいたします。