デイサービスの生活相談員や介護職員は、介護現場の仕事をこなしながら担当者会議や契約、地域の行事にも出向くことがあります。
利用予定の管理やケアマネージャーやご家族への連絡なども必須の業務です。
デイサービスで予定管理や関係者への連絡をするためには、情報を分かりやすくまとめてスケジュール管理ができる手帳が必須ですよね。
デイサービス勤務歴11年以上で社会福祉士の私が、今回生活相談員と介護職員におススメするスケジュール帳は『中央法規のケア手帳』です。
『中央法規のケア手帳』は、デイサービスの生活相談員や介護職員の次のような悩みを解決してくれるスケジュール帳に仕上がっています。
ケア手帳が解決できる悩み
- 手帳は種類が多く何を選べばいいか分からない
- 今使っている手帳はしっくりこない
- 介護に特化した便利な手帳が欲しい
- スケジュールや申し送りをスッキリまとめたい
- オシャレなスケジュール帳を使いたい
私も2021年からは実際にケア手帳を愛用しています。最新のケア手帳2023も既に購入し、来年以降も使う気満々です!
記事の前半では実際にケア手帳2021と2022を使用してみて分かったオススメポイントを紹介します。
記事の後半ではケア手帳2023を購入してみてこれまでのケア手帳との違いや、ケア手帳2023のオススメポイントを紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
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生活相談員にオススメの中央法規ケア手帳とは?
私がデイサービス生活相談員と介護職員にオススメする手帳は、中央法規の『ケア手帳』です。
ケア手帳は次の職種のサポートアイテムとして紹介されています。
- 介護職
- サービス提供責任者
- 相談員
- 訪問介護員
出版は中央法規です。
中央法規は社会福祉士・介護福祉士・ケアマネージャーなどの試験対策書も多数出版していますので、信頼感もありますよね。
私はケア手帳2021から使うようになり、ケア手帳2022も実際に使用しています。
2022年の10月からは最新2023年版のケア手帳2023も既に販売が開始されていて私は既に購入済みです。
ケア手帳2023に関しては後ほど、写真付きで紹介していきます。
ケア手帳は介護職必携と書かれている通りスケジュール管理がしやすく、デイサービスの生活相談員にもオススメの手帳と言えるでしょう。
では早速ですが、最初に私がケア手帳2021と2022を使ってみて分かった6つのオススメポイントを紹介していきます。
デイサービス生活相談員・介護職員にオススメの『ケア手帳2023』は楽天やAmazonからも購入することができます。
ケア手帳を実際に使って分かった6つのオススメポイントを紹介
私が中央法規のケア手帳2021と2022を実際に使ってみてオススメしたいポイントを紹介していきます。
デイサービスの生活相談員や介護職員に紹介する6つのオススメポイントは次の通りです。
ケア手帳のオススメポイント
- 介護保険制度や救急時の対応が書かれている資料集
- 月間スケジュールと週間スケジュールで予定を管理できる
- シンプルだがちょっとだけ役立ち情報があるスケジュール部分
- 自由に記載できるスペースや余白が多い
- オシャレなリバーシブルカバー
- 便利なのに安い(税込み1,540円)
ケア手帳は介護職必携の名前の通り、生活相談員や介護職員などの介護従事者にとって使いやすい仕様になっています。
では、ケア手帳を実際に使って分かった6つのオススメポイントを詳しく紹介していきます。
介護保険制度や救急時の対応が書かれている資料集
私が最初にケア手帳2021を買うきっかけになったのが、資料集に魅力を感じたからです。
ケア手帳の資料集には主に次のような内容が記載されています。
- 介護報酬改定の情報
- 介護保険制度について
- 医療知識、救急時の対応
- お役立ち資料
個人的にデイサービスの業務で地味だがかなり役立ったのが、お役立ち資料の中にある年齢早見表ですね。
いちいちインターネットや介護ソフトを開いて調べなくても良いというのがかなり重宝しました。
またケア手帳2022にはおそらく多くの方が苦手であろう、だがデイサービスでは理解必須のLIFE(科学的介護情報システム)についての説明も書いてあります。
その他にも、褥瘡のアセスメント・救急時の対応など実際にデイサービスの現場で役立つ情報が書かれていることもオススメしたいポイントです。
ケア手帳2022の資料集は169~239ページにわたっています。(Memoも含めると~269ページ)
空いている時間についつい読んでしまう情報がもりだくさん書かれているのはとても魅力的ですよ。
月間スケジュールと週間スケジュールで予定を管理できる
スケジュール管理は、月間スケジュールと週間スケジュールに分かれています。
月間スケジュールと週間スケジュールのページで使い分けができます。
私の場合は、月間スケジュールには確定している予定などを記載して使っていました。
月間スケジュール
- ご利用者のショートステイやキャンセル
- 来客
- 書類の締め切り(提出した記録)
月間スケジュールを見ると自分の今日の予定や、誰が休みかがわかるようになります。
週間スケジュールにはその日に起こった出来事を記載しています。
週間スケジュール
- ご利用者に関する申し送り
- 業者と話をした結果
- 社内の打ち合わせ内容
月間スケジュールと週間スケジュールのどちらにも自由記載のスペースがあります。
特に週間スケジュールのページでは記録のスペースが広くとられているのでデイサービスでの申し送りなどを詳細まで余裕を持って記入できます。
月間スケジュールと週間スケジュールで書く内容の使い分けができるだけでなくもう1つオススメポイントがあります。
しおりひもが2本ついていることです!!しおりひもを月間スケジュールと週間スケジュールに分けて挟むことでスケジュールの確認をスムーズに行うことができます。
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シンプルだがちょっとだけ役立ち情報があるスケジュール部分
スケジュール管理のページは月間スケジュール、週間スケジュールともに余分なデザインが無くシンプルに作られています。
ケア手帳はシンプルなデザインの中にもオススメポイントがあります。
それはデイサービスの職員にとって、ちょっとしたお役立ち情報が書かれていることです。
- 月間スケジュールの左端には『今月の花、今月の旬のモノ、今月の行事』
- 週間スケジュールには、『今日は何の日?が365日分最低1つ』
デイサービスで言うと、決してスケジュールの邪魔をせず申し訳なさそうに書かれた情報はとてもありがたいですよね。
- デイサービスの朝の挨拶スピーチ
- ご利用者とのコミュニケーションのきっかけ
- 話のタネ
どうしても話すネタがない時に、ケア手帳に書かれているちょっとした情報はかなり役立ちます!
介護現場のことを考えて作り込まれたスケジュール帳という感じがひしひしと伝わってきます。
自由に記載できるスペースや余白が多い
ケア手帳の月間スケジュールと週間スケジュールのそれぞれには自由に記載できるスペースや余白があります。
このスペースや余白はかなり使い勝手がよくて、私は次のようなことを書いています。
- ちょっとしたメモ
- 電話のやり取りの記録
- スケジュールじゃないけど忘れちゃいけないこと
メモ専用のページもついていて、ケア手帳2022では240~269ページまでがメモのページになっています。
デイサービスでの会議や研修の内容は日々の記録とは、別に240ページからのメモのページに書くように使い分けています。
このメモのページもかなり重宝するのですが私には少しページが多く、余らせる見込みとなるでしょう。
オシャレなリバーシブルカバー
カバーデザインのオシャレさもオススメしたいポイントです。
ケア手帳のカバーはリバーシブルデザインになっています。表と裏でデザインが変わっています。
デザインは毎年変更されていて、ケア手帳2021と2022はそれぞれ次のリバーシブルデザインです。
- ケア手帳2021:『緑系のチェック柄』と『グレーベースのデザイン』
- ケア手帳2022:『赤系のチェック柄』と『黄色とグレー系のチェック柄』
介護にもオシャレを取り入れようというコンセプトを感じるデザインですよね。
リバーシブルのオシャレなカバーデザインで手帳を使うこと自体が楽しくなります。
左上のカバーを表にして使用しています。
A5サイズのスケジュール帳なので、サイズ感も丁度よくスタイリッシュに使ことができます。
便利なのに安い(税込み1,540円)
税込み1,540円というリーズナブルな価格設定もありがたいです。(2022年11月時点の情報です。)
- 便利な資料集
- 使いやすいデザイン
- 十分な自由記載スペース
- ボリュームある内容
これだけ便利なスケジュール帳で、税込み1,540円はかなりお買い得だと私は感じています。
2023年版のケア手帳2023はAmazonでも税込み1,540円で購入することができます。
購入してみたい方はこちら(Amazon公式サイト)から購入することもできますので、ご覧ください。
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ケア手帳2023を買ってみたので、写真付きでオススメポイントを紹介
ここからは、ケア手帳2023を写真付きで紹介していきます。
私は、2023年も中央法規出版のケア手帳を使う気満々なので、既に購入しました。
初めにケア手帳2023の概要の紹介です。
大きさ | A5サイズ |
ページ数 | 272ページ |
価格 | 1,540円(税込み) |
発売日 | 2022年10月3日 |
重量 | 約335g |
出版 | 中央法規出版 |
中身を見た感じでケア手帳2022から内容は大幅に変わっていないような印象です。
今回ケア手帳2023を実際に買ってみて、デイサービスの生活相談員や介護職員に紹介したいオススメポイントは次の3つです。
- カバーのリバーシブルデザイン
- 月間スケジュールと週間スケジュール
- 豊富な資料集
ここまで紹介してきた、ケア手帳ならではのポイントがケア手帳2023にも反映されていますね。
ケア手帳2023でも、これまでのケア手帳の良さを残してデイサービスの生活相談員や介護職員に使いやすいスケジュール帳になっています。
では、詳しく紹介していきます!
カバーのリバーシブルデザイン
今回のカバーデザインは、オシャレ過ぎてどっちを表紙にして使うか悩んじゃいますね。。。
ケア手帳2022は表裏どちらもチェック柄デザインでしたが、ケア手帳2023は違います!
ジャジャーン!
なんと表がカラフルチェック柄で裏がグラデーションデザインです。
いや、表がグラデーションデザインで裏がカラフルチェック柄か?
どっちにしてもなんか、年々オシャレ度が増しているような気がしますね。
かなり悩みますが、私はグラデーションデザインを表にして使う予定です!
ケア手帳を持ち歩いて、人前で使うのが楽しみになるようなデザインです。
私も早く来年、、いや月間スケジュールは11月から使えるので既に予定を書き込みながら使っています!
月間スケジュールと週間スケジュール
月間スケジュールと週間スケジュールはこれまでのモノと変わりないデザインのように見えます。
次の画像がケア手帳2023の実際の月間スケジュールと週間スケジュールです。
自由記載スペースもこれまでと同じように広くとられていますので、デイサービスでの申し送りの記載に困ることもなさそうです。
デイサービスの生活相談員や介護職員にとってはほんとにこのスペースがありがたい。。。
ケア手帳2022までと同じように2本のしおりひもがついているのもオススメポイントです。
今回のしおりひものカラーはピンクと紫でここでもグラデーションっぽい色遣いになっています。
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豊富な資料集
ケア手帳2023でも資料集はとても豊富に記載されています。
7つの大項目に分かれてデイサービスの業務にも役立つ情報がふんだんに盛り込まれています!
実際に記載されている内容は次の表のとおりです。
注意ポイント
①2022(令和4)年度介護報酬改定トピックス
- 2021(令和3年)の振り返り
- 2022(令和4)年度における介護報酬改定ポイント
②介護保険制について
- 介護保険におけるサービス利用の流れ
- 介護給付を行うサービス
- 施設サービスと高齢者向け住まい
- 押さえておきたい「訪問介護」の関係法令
- 訪問介護員ができる医療的ケアとは
- 訪問介護員ができること・できないこと
③障害者の制度とサービス
- 障害者総合支援法
- 申請からサービス利用までの流れ
- 障害福祉サービス受給者証の見方
④アセスメントについて
- 高齢者の日常生活自立度判定基準
- 認知症の種類と簡易スケール
- 褥瘡のアセスメント
- リハビリテーションのアセスメント
- バイタルサインと血液検査の基準値
⑤医療知識・救急対応など
- 身体・骨・内臓の各部の名称
- 高齢者がよく使う薬の作用・副作用
- 薬の作用に影響する食品
- 薬剤起因性老年症候群と主な原因薬剤
- 救急時の対応
- 高齢者の主な感染症など
- Withコロナ時代の訪問マナー
- 標準予防策(スタンダードプリコーション)
- 感染症と災害時の日頃の備え
- 医療用語集
⑥権利擁護・倫理綱領等について
- 権利擁護
- 身体拘束禁止の対象となる具体的な行為
- 日本介護福祉士会倫理綱領
- 日本介護福祉士会の概要
- 介護の資格とキャリア形成
- 介護の専門職としての介護過程について
- 多職種連携に活かす保健・医療・福祉職の知識
⑦お役立ち資料
- 専門用語の言い換え集
- 世代名称と長寿祝い
- 2023年の特別な日
- 年代別トピックニュース(10年ごとにまとめ)
- 年齢早見表
- 研修記録
- 連携先・連絡先一覧
- MEMO
MEMOも含めて、169~269ページと100ページにも渡る資料集です。
中でも今回興味深いのは、Withコロナ時代の訪問マナーですね。
デイサービスでは送迎や担当者会議などご利用者の自宅に直接訪問する機会も多いのでぜひ押さえておきたいポイントです。
では、最後にケア手帳2023の購入方法をお伝えしていきます。
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ケア手帳2023の購入方法
ケア手帳を購入したいと思う方は次の方法で購入することができます。
ここまでも紹介してきましたが、ケア手帳は1,540円(税込み)で購入することができます。
近くに、書店などの実店舗がない場合や店舗に買いに行く時間がない方でも楽天ブックスやAmazonで購入できます。
下にすぐに購入できるリンクを貼っておきますので興味を持っていただいた方は、是非ご覧ください
2023年に向けて心機一転、生活相談員と介護職員にオススメのケア手帳を購入してみてはいかがでしょうか?
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まとめ
今回はデイサービスの生活相談員と介護職員にオススメのケア手帳2023を写真付きで紹介してきました。
中央法規から出版されているケア手帳には次のオススメポイントがあります。
- 豊富な資料集
- 自由記載スペースが広い
- オシャレなデザイン
資料集はデイサービスの生活相談員と介護職員の現場にも役立つ情報が盛りだくさん掲載されています。
ケア手帳2021や2022からの大きな変更点は見当たらず、今まで通りの使いやすさが期待できます。
ケア手帳2023の購入は実店舗だけでなく楽天ブックスやAmazonでも購入することができます。
忙しい方や近くに書店がない方は楽天ブックスやAmazonからの購入をオススメします。
新年に向けて、デイサービスの生活相談員や介護職員が使いやすいケア手帳2023をぜひ使ってみてください。
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