デイサービスとは? 利用者向け 家族向け

デイサービスって何?
デイサービスを分かりやすく、そして丁寧に説明します。

なひのひ

職歴:デイサービス約11年です!
資格:社会福祉士、保育士、幼稚園教諭など
職種:介護職、生活相談員、管理者、会社役員を経験
抱負:様々な職種の経験を生かした記事で皆さんのお役に立っていきます!!

初めてデイサービスを利用するご利用者や、ご家族から「デイサービスって聞いたことはあるけどよくわからない」というような言葉を聞くことがあります。

デイサービスを利用する目的、たくさんあるデイサービスごとの違い、デイサービスでできることなど疑問は山ほどあるかもしれません。

 

今回の記事ではこれからデイサービスを利用する方やご家族などに向けて、デイサービスって何?という疑問を解決していきます。

デイサービス勤務歴11年以上の私が次のことをお伝えしていきます。

  • デイサービスの役割
  • デイサービスでできること
  • 数あるデイサービスごとの違い
  • デイサービスでは泊まれるのか
  • デイサービスを利用する方法

これらの疑問や悩みを解決していきます。

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デイサービスは日帰りで通える介護サービス

デイサービスは、主に高齢者が自宅から通うことができる、日帰りの介護サービスです。

デイサービスは通所介護と呼ばれることもあります。

 

デイサービスの職員による送迎もありますので、送り迎えの心配もいりません。

デイサービスは基本的には要介護1~要介護5の認定を受けた方が利用することができます。

 

要支援1,2の認定を受けた方は、介護予防・日常生活支援総合事業という形でデイサービスと同じようなサービスを受けられる場合があります。

介護予防・日常生活支援総合事業は通所型サービスと呼ばれることが多いです。

 

デイサービスは介護保険制度というルールの中で運営されています。

介護保険制度では、デイサービスを営業するためのさまざまな条件が設定されていますので、営業しているデイサービスはその条件をクリアしているということになります。

 

ではデイサービスとは何?についてもう少し踏み込んでいきます。

参考デイサービスってどんな人が利用できるの?
デイサービスを利用するための条件や要支援・自立の方が利用する方法をお伝えします。

続きを見る

デイサービスではどのくらいの時間過ごすの?

デイサービスで過ごす時間は通うデイサービスによって変わります

イメージしやすいのは、朝の8:30頃に迎えに来てもらい、夕方の16:30くらいに送ってきてもらうようデイサービスだと思います。

 

デイサービスで過ごす時間はサービス提供時間と呼ばれています。

デイサービスのサービス提供時間は、それぞれのデイサービスによって異なります

 

デイサービスには1日型と半日型のデイサービスがあります。

  • 1日型デイサービスでは朝から夕方までのサービス提供時間を設定
  • 半日型デイサービスでは、朝からお昼までまたはお昼から夕方までのサービス提供時間を設定

 

1日型デイサービスのでも、6〜8時間程の範囲でサービス提供時間を設定していることが多いです。

また、同じ6時間の設定でもサービス提供時間を9:00~15:00と設定しているデイサービスがあったり、10:00~16:00と設定しているデイサービスがあります。

デイサービスは何のために通うの?

デイサービスに通う場合の大目的は1つで、その目的を達成するために中目的が5つ存在しているというイメージです。

 

大目的

住み慣れた地域で、可能な限り自立した日常生活を送ることができるようにする。

 

この大目的を達成するために主に次の5つの中目的があります。

中目的

  • 孤立感の解消
  • 心と身体の健康を維持、向上させる
  • 清潔保持
  • 楽しみづくり
  • 家族の負担軽減

 

デイサービスに通う方は大目的を達成するために、様々な中目的をもってデイサービスに通うことになります。

 

最近では、特化型デイサービスも増えています。

有名なところで言うと、リハビリ特化型デイサービスと呼ばれるところが事業所の数で言うと多いと思います。

 

他にも、入浴特化型、趣味特化型、美容特化型、歩行特化型などバラエティ豊富に特化してきています。

デイサービスを選ぶ時には特化型を目安にしてみるのも一つの方法かもしれません。


デイサービスに通うにはどうすればいいの?

デイサービスを通うには、大きく5つの流れがあります。

このあたりの詳しいことは、デイサービスを利用するにはどうすればいいの?の記事でも紹介しています。

 

デイサービス利用までの流れ

  1. 介護度の申請(要介護認定を受ける)
  2. 介護度の確定(介護保険証の交付)
  3. ケアプラン作成(情報の聞き取り、デイサービスの選択)
  4. デイサービスとの契約
  5. デイサービスの利用開始

 

今紹介したデイサービス利用までの流れをご利用者本人や、ご家族が全て行なおうとするとかなりの時間と労力を消費することになります。

 

ですので、デイサービスを利用するまでの手続きをスムーズに行うには次に紹介する社会資源の活用をおススメします。

デイサービスを利用するための、最初の相談窓口として活用できる社会資源は主に次の4つです。

 

デイサービスを利用したい時の相談窓口

  • ご利用者のお住まいの市区役所、町村役場
  • 地域包括支援センター
  • 居宅介護支援センター
  • 通いたいデイサービスに直接連絡

 

この中で、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所では介護サービスを利用するまでの計画を立てていくプロがいます。

最終的に、介護サービスを利用する場合の調整は地域包括支援センターか居宅介護支援事業所で行ってくれることになります。

デイサービスを利用するまでの流れは下の記事で詳しく解説しています。

参考【社会福祉士が解説】デイサービスを利用するまでの流れを解説
利用条件や相談窓口も紹介!

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デイサービスではどんなことをしてくれるの?

デイサービスで行うことは主に次の5つです。

この辺りの詳しいことは、デイサービスの選び方徹底解説でも触れています。

  • 入浴
  • 機能訓練
  • 食事
  • レクリエーション
  • 日常生活上のお手伝い

この中で、全ての事を全てのデイサービスを行なっているわけではありません

 

例えば、入浴設備がなく入浴は行わないデイサービスもあります。

他にも半日型のデイサービスでは、食事の提供を行わないようなデイサービスもあります。

 

今回は、あまり聞きなれない機能訓練・レクリエーション・日常生活上のお世話について説明していきます。

参考【社会福祉士が解説】デイサービスを選ぶ時にやるべき3つのことと確認すべき5つのポイント

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機能訓練

デイサービスで行う機能訓練は個別機能訓練と呼ばれます。

機能訓練で行うことは歩行訓練や筋力運動などの身体を動かすようなことだけではありません

 

機能訓練では、お一人お一人が充実した日常生活を送ることができるように目標を決めて行います。

  • パソコンを使って遠くに住む孫とメールがしたい
  • バスに乗って近所の商店街まで買い物に行きたい
  • スマホでインターネットショッピングがしたい

 

充実した生活を送るための理想は人それぞれ違います。

その理想を叶えるために段階的に機能訓練を行っていきます。

 

例えば、パソコンを使って遠くの孫とメールをするためには、いくつかの困難がありますよね?

ポイント

  • パソコンの立ち上げ方
  • メール画面への入り方
  • キーボードでの文字の打ち込み方
  • 画像などのデータの送信

デイサービスの職員は、ご利用者やご家族からの聞き取りを行いながら、これらの困難を解決できるような個別機能訓練の計画を立てていきます。

そして、デイサービスの利用日には繰り返し繰り返し機能訓練を行っていくことになります。

 

目標が達成できたら次の新しい目標を見つけて機能訓練に臨むことも出てきます。

レクリエーション

デイサービスで行うレクリエーションは、娯楽活動を通して、心と体の健康を保ちましょうという意味合いが強いです。

デイサービスで行われるレクリエーションには次のようなものがあります。

  • ゲーム
  • 体操
  • 創作
  • 外出
  • 脳トレ

デイサービスによっては、皆さんで同じ活動に取り組んだり、好きな活動を選んで取り組むなどレクリエーションの行い方は様々です。

 

ゲーム一つとっても、職員がアイデア豊富に幅広い活動を行なったり、四季を感じる外出レクを頻繁に行うようなデイサービスがあります。

レクリエーションはデイサービスの特色が出やすい部分でもありますね。

日常生活上のお世話

日常生活上のお世話とは、デイサービスの中での歩行の介助や、排泄時の必要な介助、食事の見守りや介助などのことを指しています。

 

後ほど説明しますがデイサービスはなんでもお手伝いをしてもらえるという場所ではありません。

できる部分はご利用者本人に行なっていただくことが基本になります。

 

もちろんデイサービスの職員は、危険の無いように見守りを行いますが過剰なお手伝いは行わないということが前提になります。


デイサービス=サービス業ではない

デイサービスでは介護に関わる様々なことを行なってくれます。

 

ですが、デイサービスでは何でもかんでも対応ができるわけではありません

(職員向け記事ですが、デイサービスの仕事内容とは?の記事の介護職員の部分でも詳しく触れています。)

 

先ほどもお伝えしたように、介護保険という制度のルールや目的の中でサービスを提供する必要がでてきます。

 

私が、ご利用様にデイサービスの説明をする時には次の様に説明しています。

できることは行なっていただき、出来ない部分をお手伝いしたり、できる方法を一緒に考えていきましょう。

 

ご利用者ができることまで、デイサービスの職員が手を出してしまうと次のようなデメリットがあります。

  • 少しずつやる気力が無くなり
  • やろうとする意欲がなくなり
  • 出来なくなっていきます

つまり先ほど説明した、住み慣れた地域で可能な限り暮らし続けるという目的から逸脱してしまうということになります。

デイサービスの職員はこの辺りをよく理解していますので、あえて手を出さない部分も出てきます。

様々なデイサービスがあるけど何が違うの?

今は全国にたくさんのデイサービスがありますよね。

デイサービスは今やなんと、全国に43,754件あるそうなんです!

 

これだけたくさんのデイサービスがあると、デイサービスごとに何が違うのかも気になっちゃいますよね。

結論から言うとそれぞれのデイサービスの違いを一言で説明することはできません

 

デイサービスによって、様々な特色を出しながら必要とされるデイサービス作りを行なっています。

先ほど説明したような特化型デイサービスはまさにそのデイサービスの特色を前面に出していますよね。

 

他にも外見からは分からないけれども、職員の教育が徹底されていて挨拶やご利用者の対応がピカイチというデイサービスもあります。

デイサービスの特色は、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所が情報を把握していることが多いです。

 

ぜひ、お近くの地域包括支援センターや居宅介護支援事業所を訪ねてみてください。

デイサービスに泊まれる機能はあるの?

私も、デイサービスを運営していて聞かれることが多いのですが「デイサービスって泊まれる場所もあるの?」と質問されることがあります。

私のデイサービスでは泊まれる機能はついていません。

 

ですが最近では、お泊りデイサービスと呼ばれるサービスが増えてきています。

 

お泊りデイサービスとは、日中にデイサービスを利用して夜間そのまま泊まることのできるデイサービスです。

お泊りデイサービスもデイサービス側がサービス提供を行うにはいくつかの基準をクリアしなければいけません。

 

このようにお泊りデイサービスとしての機能を果たしているデイサービスでは、泊まることも可能になっています。


まとめ

今回は、デイサービスって何?という疑問にお答えしてデイサービスの説明を行なってきました。

 

デイサービスとは、高齢者等が自宅から通うことのできる介護サービスです。

デイサービスには、一日型や半日型があり、デイサービスで過ごす時間はデイサービスによって変わります。

 

デイサービスでは主に5つの事を行います。

  • 入浴
  • 機能訓練
  • 食事
  • レクリエーション
  • 日常生活上のお世話

デイサービスによって様々な特色がありますので、通ってみたいデイサービスを絞りながら選んでいくことをおススメします!

デイサービスとはなんなのか理解したうえで、初めての利用に向かってみましょう!

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